海の遊びを一層楽しくさせる、役立つ情報をご紹介いたします。

船内設備/備品

ライフジャケット

ライフジャケットは全面義務されています。ライフジャケットを着用すると生存率上昇と体温低下の対策になります。

トイレ

常備していますが、簡易的なものであるため快適とは言い切れません。前もって確認していただき、船長と陸上休憩を入れる指標にしても良いと思います。

錨/帆

クルーザーを沖で止めるために錨を必ず使います。錨と帆を一緒に使うことによって船の抑制効果が上がります。

持ち物(必須)

飲料水

船上では真水が出ません。また、一度海に出ると数時間は帰ってこないため、通常の1.5〜2倍ほどの飲料水を持っていきましょう。余っても手洗いに使えるので、多めに持っていくことをオススメいたします。

ごみ袋

船上で出たゴミは必ず持ち帰りましょう。海上では風が強いため、バッグの中に入れるか、柱などに固定してバタつかないようにしましょう。レジ袋でも構いません。

持ち物(推奨)

酔い止め薬

乗り物に自信が無い方は、服用しましょう。 船上で酔った場合は陸に戻るまでの間、行動不能になります。副作用としても口の渇き、動悸、排尿困難、便秘、発疹などの症状もあることもご注意を。

日焼け止め

海上では太陽の直射と、海面の反射の2方向から紫外線を受けることになり、対策は必須です。 最悪、火傷になります。曇りでも油断すること無く万全の対策が必要です。

ウェットティッシュ

船上では真水が出ないこと、潮により手が汚れやすいことからウェットティッシュがあると便利です。 手を拭いた紙は風で吹き飛ばされやすいので、注意してください。

服装

海では「夏でも冬支度」という言葉があります。 気象の影響を受けやすい海上では天気予報通りにいかないこともあります。冬は防寒着、夏は薄いカーディガンがあると安心です。バランスが取りにくいハイヒールなどは控えましょう

注意事項

乗下船時は船べりを手で掴まない

着岸時の船は動揺しているため、外板と岸壁の間に手を挟むとケガを負います。最悪、指の切断に繋がるため注意が必要です。船べりは手で触らないようにしましょう。

発火または引火性の物品の持ち込み

船上でもっとも恐れられていることは火事です。起こってしまったら最後、逃げ場がありません。 またボートの多くはFRP製のため燃えやすい。

飲酒

操縦者の飲酒は海上でも禁止されています。船での飲酒は楽しいものですが、船酔いを悪化させること、身体の水分が不足することを念頭においた上で堪能しましょう。 色が染み付きやすい赤ワインなども控えましょう。

船長の行動の妨げにならないように

船長は出港や見張り、錨を下ろしたり、無事に帰港するまで落ち着かないことが多いです。いつも乗船者の安全を考えています。でも、イジられると正直嬉しいです。

※釣り

バケツ・タモ網

マリーナによって、バケツとタモ網は1隻に1つレンタルすることができます。各自、折りたたみ式の水くみバケツを1つ持っていけば足ります。

いけす

クルーザーの後方には循環のいけすが設置されていることが多いです。小アジや小サバは生かし、大物の生き餌用に沢山釣り上げておきましょう。

GPS / 魚群探知機

クルーザーにはGPSと魚群探知機を兼ねた機器が、ほとんどの船に備え付けられています。これらの機器により、私たちの釣果が大きく影響されます。

釣具

釣り竿、リール、仕掛け、クーラボックス等を忘れずに。船の大きさと乗船者数との関係から、窮屈な状態での釣りもありえるので、持ち物は必要最小限度にしましょう。

思い出にのこる時間を


現在の東京湾の波高と風速






有義波高海  象
~0.3m凪です。料理をテーブルに出したままクルージングが楽しめます。
~0.4m快適なクルージングが楽しめます。
~0.5m多少揺れます。スプレーをかぶることがあります。
0.5m~揺れます。船は荒天準備をします。スプレーをかぶります。
0.6m~かなり揺れます。スプレーでずぶ濡れとなります。
0.7m~とても揺れます。出航に適しません。
0.8m~出航は見合わせるべきです。

出典元:ダンボネットシステムズ株式会社