レストラン船などに乗って船員に話しかけると「本業は大型船で休暇中にアルバイトで乗ってます。」と回答いただく場合があります。また、私の元上司に休暇中に船とは全く関係のない仕事をしている方もいました。
有意義な休暇を過ごそうと考える人なら、誰もが考えるであろう副業。
生活や将来のために少しでも稼ぎたいと考える方も少ないと思います。
私自身も副業を行い、何かチャンスや学びを得たいと考えていた時期もありました。
副業を行うためには必ず会社に確認が必要
休暇中は家族や友人との時間を大切にする、旅行を楽しむ人もいれば、ギャンブルや酒飲みでなんとなく休暇が終わる船員もいらっしゃると思います。
長い休暇であるほど、副業を考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
副業を行う場合は、所属している会社と副業を行いたい会社への説明は必須です。
秘密でできないかと考える方もいると思いますが、年末調整等で収める税金が確定する為、所属する会社には把握されます。仮に副業が発覚した場合は解雇等の処分につながる可能性があります。
副業禁止の船会社が多い為、「生活が苦しい」などの特別な理由がない限り、副業が難しい現実を受け止めましょう。
休暇中の目的は、次回の乗船までに体調万全にすること
休暇はあくまでも休暇の為、心も身体もリフレッシュすることが目的です。また、乗船する船舶によっては研修が必要です。定期的な健康診断も受ける必要がある為、休暇は乗船前の準備期間に他なりません。
乗船時に体調万全とするのは船員の使命であり、休暇のミッションです。
万が一、副業で怪我をして乗船できない場合は、会社や乗組員にも迷惑を掛けるため、仮に副業ができる状況にあっても体調や怪我の管理は必須です。
生きている限り様々なチャンスが舞い込むが見極めが重要
乗船と休暇を積み重ね、知人や友人、周囲との関係性が形成されると、仕事の依頼は出てくるものです。家業を営んでいる方は休暇中に特に声がかかりやすいといえます。
私の友人船員も米農家や漁師のため、人手不足を理由に休暇中に手伝っています。これらは抗いようのない仕事の上、人間関係から断る理由もないため、携わるしかない。
ただし、仕事によっては、怪我のしやすい内容や事故率が高い業務もあるため、見極めは重要です。内容によっては断る勇気も持ちましょう。
ここまで副業について解説しました。
副業禁止ならば、本業でしっかり働いて昇進して稼ぐ。この方法が最も効率的かつ社会的な信用も得やすいと考えます。
副業許可があれば、怪我のリスクやリフレッシュを損なわない業務を選ぶ。
皆さんの休暇が素晴らしい時間となることを願っています。
