仮バースでは地方の名産を実家に送ったり、観光名所を巡ったり、温泉に入ったり。
皆さんはいかがですか?
仮バースに泊まって遊びに出ること自体、人生で数えるほどしかないと思います。
しかし数少ない上に、休暇中は足を運ばないからこそ、一度も体験したことをやってみたい・見てみたいと心から思います。
北海道
函館
函館港では乗下船や仮バース、ドックがあります。
私も乗船実習で寄港したり、函館ドックで入渠したり、思い出のある場所です。
金森赤レンガ倉庫
明治時代からある歴史ある倉庫です。
グッズやお土産が販売されています。
近くのまるかつ水産さんやラッキーピエロさんで食事後、店内を見て回るのがオススメです。
私はいつも、併設されている海鮮市場で魚を沢山購入し、家族や親戚、友人に送っていました。
喜ばれるので、大変オススメです!
北海道函館市末広町14−12
五稜郭公園
歴史好きなら五稜郭公園がオススメです。
さきほど食べたランチは、五稜郭で散策しながら消化をしましょう。
近くの五稜郭タワーからの景色も圧巻です。
資料館に行って、日本の歴史・新明治維を語る上で欠かせない戊辰戦争の歴史について学びましょう。
北海道函館市五稜郭町43−9
湯の川温泉
江戸時代から続く老舗の温泉です。
ここは温泉に浸り、乗船の疲労とストレスを吹き飛ばしたくなるもの。
出港までの短い時間、温泉に入ると充実した気分を味わえます。
北海道函館市湯川町1-26
函館山
日本三大夜景である函館山は圧巻です。
私も全国津々浦々回りましたが、函館山からの夜景は衝撃でした。
屈指のデートスポットですが、1人でも全然問題ありません。
私も上司と男2人で行き、下山後はお酒を浴びた記憶があります…
北海道函館市元町19−7
下山後は、キレイな町並みを歩き、ラーメン屋や居酒屋も良いかも知れません。
移動はタクシーが基本ですが、路面電車も風情があって良いものです。
石狩(札幌)
油タンカーは特に、石狩湾新港へ行くことが多いのではないでしょうか?
石狩の場合は、やはり札幌がオススメです。
石狩〜札幌駅までタクシーで約40分。
乗組員と割り勘でかつ稀な仮バースなら、負担になる金額ではありません。
大倉山展望台
少々マニアック?ですが、一度は行っておきたい場所です。
スキーのジャンプ台とは、なかなか行けるものではありません。
昼間も良いですが、夜景が一望できる夜もオススメです。
北海道札幌市中央区宮の森1274
札幌ら~めん共和国
ラーメンと言ったらコチラ。
駅近で行きやすく、仮バースで新鮮なラーメンの空気を味わうことができます。
「一軒家のラーメン屋が良い」と思いがちですが、人気店が集まっているので、なんだかんだ満足できます。
北海道札幌市中央区 北5条西2丁目 エスタ 10階
すすきの
歩くだけで楽しい街”すすきの“
日本三大歓楽街の1つです。
買い物から飲み屋まで、ここで完結します。
北海道出身の方が言う「北●●条に集合」とかは、もはや暗号レベル。
冬季限定:さっぽろ雪まつり
毎年2月上旬に開催される雪の祭典です。
寒さを忘れるほど、とてもキレイでした。
雪まつりを堪能して、すすきので飲むというコースも確立します。
2月に行けないことがあっても、1月の準備風景を見れます。
素晴らしい作品を、一生懸命に作る姿に脱帽です。
苫小牧
寄港が意外と多い苫小牧港。
特に冬は、天候によって津軽海峡にも尻屋崎方面にも行けないこともしばしば…
また、RORO船やコンテナ船も停泊することから、遊び場所に困っている方も多いと思います。
私は苫小牧の友人や親戚と遊んだり、札幌に行くことが比較的多かったと言えます。
錦町
苫小牧は遠出しないと、見るポイントがなかなかありません。
それなので、中心は市内で買い物やラーメン、魚市場になると思います。
用事が済んだら錦町へ。
個人的には、先輩と行ったスナックで、ママさんと常連さんと、苫小牧の歴史について教えてもらったのが良い思い出です。
登別温泉
ぜひ時間があれば、一度は行きたいところです。
私は友人と行き、休憩も含めて3時間も露天風呂につかっていました。
レンタカーが厳しい方は、電車+タクシーという手もあります。
とてもオススメです。
新千歳空港
北海道の玄関、新千歳空港です。
ただの空港と思うことなかれ。
なかの商業施設やレストランなど、充実しています。
また、北海道の乗下船が珍しいことから、なかなか行けないスポットです。
北海道千歳市美々
北海道は食事も美味しく、温泉も多数ある、素敵な場所です。
船で行ったら少しだけ堪能し、休暇に入ったらレンタカーを借りて、旅をするのも良いかも知れません。
名古屋
南極観測船ふじ
名古屋水族館に隣接しているのが、南極観測船ふじです。
仮バースで船!?となり勝ちですが、私は行って良かったと思います。
過去の船の構造を知り、今とどう変わったのか?そして未来はどう変わっていくのか創造することができます。
一度でも体験する価値はあるかと思います。
愛知県名古屋市港区港町1-9
名古屋城
日本100名城の1つ、名古屋城です。
天守閣だけでなく、資料館や庭園も見応えがあるため、歴史好きにはたまらないでしょう。
私も1人で行き、日が暮れるまで1人で散策したのを覚えています。
名古屋なら名古屋城。
とてもオススメです。
愛知県名古屋市中区本丸1−1
栄町
名古屋の歓楽街といえば栄町です。
買い物も飲み屋も全て完結することができます。
私も休みがほぼない状態から、名古屋に仮バースが決まり、栄町で朝まで飲んだ記憶があります。
バースまで遠く少し複雑なので、帰りはタクシーを使って帰りましょう。
仮バースは時間が限られていることから、満足に外出することも難しいかも知れません。
さらに先輩の付き合いもあったり、人間関係の間隙を縫って行くことになるので、気も使います。
私もギャンブルはしないので、昼間は1人で行動し、先輩方のパチンコが終わる夜に合流して、一緒に飲みに行くこと多かったと言えます。
名古屋でしたら、名古屋城や熱田神宮に行くことなど、仮バースの常識では考えられない発想です。
「え?そんな所に行って楽しいの?」と聞かれましたが、「今じゃないと行く機会がないので」と笑顔で答えたもの。
こういった場合は、限りなく「マニアックな所に行きたい」アピールが大切です。
人に合わせて全ての時間とお金を使うより、好きな時に好きなだけ使う人生の方がワクワクします。
万が一、離職したとしても、ギャンブルした思い出よりも文化に触れた方が、言うまでもなくプラスです。
金沢
石川県金沢市で仮バースとは、なかなか機会がないものです。
私も仮バースと下船を一度ずつ経験しました。
金沢港から繁華街までタクシーで近く、見どころが多い金沢。
今回は金沢の仮バースでギャンブルをしない方向けに、ご案内します。
近江町市場
仮バースで上陸したら、真っ先に行きたいところです。
新鮮な魚介類や野菜がたくさん売っており、家に送るもよし、船で食べるもよし。
北陸で獲れる珍しい魚を堪能できる場所です。
私はいつも近江町市場で魚を購入し、自宅に送った後、併設されている寿司屋で食事をしていました。
日が暮れて魚が無くなる前に、早めに足を運びたい場所です。
石川県金沢市上近江町50
金沢城
歴史好きにはたまらない城、金沢城も主要エリアにあります。
かの前田利家が居城していた城です。
決して大きな天守閣ではありませんが、敷地が広大です。
広すぎて、私は迷子になったのが記憶があります….。
乗船中はなかなか歩けない分、芝生での散歩とデトックスがオススメです。
石川県金沢市丸の内1−1
兼六園
金沢城に隣接している庭園で、日本三名園に数えられます。
兼六園の敷地も広く、見ごたえのある景色となっています。
金沢城に寄ったら一緒に行きたいところです。
自然に囲まれ1人でそっと散歩すると、良い気分転換になります。
石川県金沢市兼六町1
金沢21世紀美術館
兼六園から徒歩圏内に位置する、金沢市立の公立美術館です。
主に現代アートが展示されており、見る側の感情に訴えかけてくる作品が並びます。
観光スポットでも人気でかつ無料展示エリアもあるので、美術館が初めてでも気軽に遊びに行けます。
石川県金沢市広坂1丁目2−1
片町
金沢の繁華街といえば片町。
夜はとても賑やかで、ナイトスポットが多く見受けられます。
私も金沢で下船時に一泊し、絶品のノドグロを食べた後、バー巡りをして、マスターや常連さんと地域の話をしたことが記憶に新しいです。
居酒屋も多いため、先輩との会食にもうってつけです。
金沢で仮バースもしくは下船の折は、心が踊りました。
自然豊かな上に、食事も美味しく、街もきらびやかなことから、一種の憧れに似た感情が生まれます。
美術館もあり、歴史ある街なので、日中は1人行動で堪能することがオススメです。
広島
広島での仮バースや通船、乗下船の機会は意外と多いもの。
さらに尾道にドックが多いことから、広島まで足を運んだことがある方も1度や2度ではないと思います。
厳島神社
広島に来たら、1度は行ってみたい場所です。
天気の良い日にあなご弁当を広げ、ホッと一息つけば、船という喧騒から離れられます。
いつも海から神社を見ていましたが、今回は陸から見て回り、歴史を感じてみてはいかがでしょうか。
原爆ドーム・広島平和記念資料館
戦争を振り返る上で欠かせない遺産です。
今を生きる人は、過去にあった惨劇を一度は学ぶ必要があると思います。
ぜひ資料館にも足を運んでいただきたいと思います。
錦帯橋
山口県岩国市となりますが、さほど遠くはないため、気軽に行けます。
散策も楽しいですし、お酒を片手にのんびりするのもオススメです。
私も花見をして、ものすごく感動したことを覚えています。
流川
夜の繁華街と言えば流川です。
広島市最大の歓楽街と、呼び名も高い夜の街に、心が踊ります。
食事も美味しいところなので、ぜひ食い倒れしたいところ
広島は何度行ったか覚えていないほど、遊んだ記憶が多く、離職した今も、仕事で足を運びます。
歴史ある建物も多いことから、ぜひゆっくりと回っていただきたいと思います。