sail tech 川名
sail tech 川名
自社でWebサイトの制作をされる会社も多いと思います。今回は制作の前に立ちはだかる壁、サーバとドメインの取得方法について解説します。

Webディレクターをしていると、周りの会社さんや友人から「Webサイトの作り方を教えて欲しい!」と言われます。

WordPressでの構築が一般的である反面、難しい印象を受けるようです。

しかしエラー対応などの細かいことは抜きにして、流れだけを理解することは比較的、簡単です。

今回はサイト構築についてご説明します。

WordPressと親和性の高い、レンタルサーバー・ドメイン登録サービスを選ぶ

「どこでサーバーとドメインを取ったら良いの?」と聞かれることがあります。

私はすかさず「エックスサーバーとお名前.com」と答えます。

理由として、両者はWordPressでのサイト構築に向いているからです。

詳しくは、WordPressサイトに焦点を合わせたアフターサービスが充実していることや、ファイアウォールが適度に調整しており、エラーが発生しづらいと言えます。

また、エックスサーバーとお名前.comの連携も、1〜2年前と比べてだいぶ楽になりました。

他のサーバーやドメインサービスと比較しても、やはり操作性簡易性に優れているといえます。

サイト構築までの流れ

構築まで流れを説明します。

サーバーを契約する

エックスサーバー公式サイトに入り、「申し込み」にクリックします。

ドメイン(名称:エックスドメイン)を一緒に取得するように勧められるので、一緒に入りましょう。

同じサービスの中でドメインを取得すれば、決済も連携も楽です。

ただし、エックスドメインでは取得できるドメイン数が少ないので注意が必要です。

エックスドメインで目当てのドメインが無い場合、諦めずにお名前.comも確認してみましょう。

ドメインを契約する

エックスドメインで目当てのドメインがない場合、お名前.comにアクセスします。

ドメイン検索自体は無料で行えます。

契約の有無に関わらず、検索をしてみましょう。

エックスサーバーとドメインを連携する

ドメインの目処が付いたら、エックスサーバーとドメインを契約します。

ドメインにおいては、Whois情報公開代行は設定者の任意です。

SSL(https)設定はサーバー側で行うため、無料のもので構いません。

お名前.comでドメインを取得した場合は、「エックスサーバーと連携」の設定を行うと楽です。

連携まで時間を要するので、1時間ほど時間を空けましょう。

SSL(https)設定を行う

エックスサーバーの管理画面を開き、SSL設定を押します。

先ほど契約したドメインを追加します。

SSL設定も時間がかかるため、30分以上は様子をみましょう。

WordPressをインストール

インストールと聞くと仰々しいですが、つまりは「登録したドメイン上でWordPressを扱えるようにする」ということです。

サーバー管理画面上の「WordPress簡単インストール」をクリック

取得したドメインをクリックします。

記入事項を埋めて完了すると、確認画面が出ます。

すべて確認できたら、インストールします。

パスワードなどはしっかり保管しておきましょう。

ここまで本当にお疲れさまでした。

Webサイトの構築を楽しみましょう。